DEFCON 18 CTF Crypto Badness 100(c100) writeup
問題文: Decrypt please
Ocmln. up.’g.bjf abanfoco odrgne er yd. ypcjt d.p. /,.nnw urp yd. mroy lapy=v
Ydco y.qy ,ao ,pcyy.b gocbi a ol.jcan t.fxrapew br bry .pirbrmcjw frg aoodayv
WdcbyV Yd. t.f frg ap. nrrtcbi urp co yd. bam.oat. ru ydco t.fxrapev WzdcbyV
超訳:どうぞ、復号してください。暗号部分略。
とりあえず、問題を眺めますw
短い単語に着目しながら色々考えてみます。
文字を置き換えるだけの暗号の場合、短い単語だと
「it」「do」「us」「we」「to」「me」などなど
当たりをつけていきやすいからです。
基本中の基本
ROT系を試してみたりもしました。
そこでふと、それを否定するようなものを見つけました。
gocbi a ol.jcan
この部分です。
1文字の部分。
1文字なのに「a」ですね。
原文が英語だとするとこの時点で少なくとも「a」は置き換わっていない。
と推測されます。
暗号文の中に記号がかなり混入していることを考えると
何かの配列に置き換えてるのでは?とぼんやり考えました。
そこでGoogleで「キーボード」「配列」で検索し
キー配列 -Wikipedia
に辿り着きました。
上記ページのココを見ると色々なキーボードが並んでいます。
そこでQWERTY系の配列以外のもので「a」の位置が同じものを探すと
Dvorak配列がそれに該当しました。
試しに、2文字の単語を置き換えてみます。
「er yd.」は「do the」になりました。
ということでこの配列に従って暗号文をDvorak配列からQWERTY配列に置き換えました。
置き換え結果は以下の通りです。
Simple frequency analysis should do the trick here [well, for the most part].
This text was written using a special keyboard, no not ergonomic, you asshat.
<hint> The key you are looking for is the namesake of this keyboard. </hint>
注目すべきはhintの部分。
超訳すると
「あなたが探しているキーはこのキーボードの同名の人です。」
暗号文を復号するまでもなく答えは既に見ていたようです。
というわけで答えは
「dvorak」