10月
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dd オプションメモ
入力から出力へデータをコピーするコマンド「dd」のオプションメモです。
超訳です。
オプション | 効果 |
bs=<BYTES> | 一度に読み込みと書き出しをするBYTESサイズを指定。 ここで指定した値は「ibs」「obs」よりも優先される。 |
cbs=<BYTES> | 一度に変換するBYTESサイズを指定。 |
conv=<CONVS> | 指定されたCONVSに沿ってファイルを変換。(複数指定する場合はカンマ区切り) 指定可能なCONVSは別表参照。 |
count=<BLOCKS> | 指定されたブロック数のみコピー |
ibs=<BYTES> | 一度に読み込むバイト数を指定。 |
if=<FILE> | 標準入力の変わりに指定されたFILEを読み込む。 |
iflag=<FLAGS> | コンマで区切られたFLAGSの指定通りに読み込む。 指定可能なFLAGSは別表参照。 |
obs=<BYTES> | 一度に書き込むバイト数を指定。 |
of=<FILE> | 標準出力の変わりに指定されたFILEを書き込む。 |
oflag=<FLAGS> | コンマで区切られたFLAGSの指定通りに書き込む。 指定可能なFLAGSは別表参照。 |
skip=<BLOCKS> | 入力の開始時に指定したブロック数をスキップ。 |
seek=<BLOCKS> | 出力の開始時に指定したブロック数をスキップ。 |
status=noxfer | 統計情報を表示しない。 |
CONVS | 効果 |
ascii | EBCDICをASCIIに変換。 |
ebcdic | ASCIIをEBCDICに変換。 |
ibm | ASCIIからIBM EBCDICに変換。 |
block | 改行で区切られたレコードをcbsで指定したサイズの空白で埋める。 |
unblock | cbsで指定したブロックの末尾の連続した空白を改行に変換。 |
lcase | 大文字を小文字に変換。 |
nocreat | 出力ファイルを生成しない。 |
excl | 指定した出力ファイルが既に存在する場合は失敗。 |
notrunc | 先頭バイトから書き込みを行い、出力ファイルの切り詰めを行わない。 |
ucase | 小文字を大文字に変換。 |
swab | すべての入力バイトの2バイトずつ(偶数バイトと奇数バイトの)ペアを入れ替える。 |
noerror | 指定されたCONVSに沿ってファイルを変換。指定可能なCONVSは GNU ddは奇数個バイトのファイルを読み込んだ際も動作し、最後のバイトは単純にコピーされる。 |
sync | 「block」「unblock」が指定されていない場合は 各入力ブロックが「ibs」のサイズになるようNULL(0バイト)で埋める。 逆に指定されていない場合は空白で埋める。 |
fdatasync | 終了前に物理的な出力ファイルデータを書き出す。 |
fsync | メタ情報を追記。 |
FLAGS | 効果 |
append | 追加モード(出力のみに意味がある。conv=notruncが推奨される。) |
direct | データアクセスにダイレクトI/Oを用いる。 |
dsync | データアクセスに同期I/Oを用いる。 |
sync | メタデータを追記。 |
nonblock | データアクセスにノンブロックI/Oを用いる。 |
noatime | アクセスタイム(atime)を更新しない。 |
noctty | ファイルから端末操作を割り当てない。 |
nofollow | シンボリックリンクを辿らない。 |
オプション | 効果 |
–help | ヘルプを表示 |
–version | バージョン情報を表示 |